白斑
皮膚にあるメラノサイトの欠乏により、様々な大きさや形の白い斑点が皮膚に現れる後天性脱色素症です。
一般的な病気で、人種や地域による違いはありません。
白斑の原因
- 自己免疫によって引き起こされる。
- 体内にある化学物質が過剰に分泌されて引き起こされる。
- メラノサイトが自ら破壊されることで引き起こされる。
- ストレス、外傷、日焼けなどが白斑の発生の補助的な原因として推定されます。
※ 約10~20%の患者さんは、家族や親戚の中に白斑の患者さんがいる場合で、遺伝的な素因も一部作用していると考えられています。
白斑の特徴
- 様々な大きさや形の白い斑点や脱色斑点が現れる。
- 白い斑点部分の毛髪が脱色する場合もあり、場合によっては毛髪の脱色が一番最初に現れることもある。
- まれに自覚症状として病変部位がかゆくなったり、チクチクする場合もある。
- 手足、膝、肘など骨が突き出ている部位や目、口の中など穴の周りに発生頻度が高い。